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活用事例 Case study

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File_001 / ギャルリーオー

※2015年11月23日閉廊しました。

- 2週間に一度入れ替わる作品たちがこの商店街の風景に変化をもたらす- 

2012年10月07日、大津にアーケードに面したカフェギャラリーが誕生した。オーナー加藤晶子さんの想いをかたちにした「ギャルリーオー」。ギャルリーオーとは、点と点が繋がり線になり、輪になり、円になるとうい想いから「オー」と名付けており、ころころ、ころころ転がって広がって皆様の想いを発信する場にしたいという想いが込められている。

1Fアーケードに面したスペースは貸画廊、1F奥には中庭があり、 アーティスト小作品展示販売をするカフェギャラリー。道行く人がショーウィンドウをチラ見していく。 向かいの花屋さんの店主がちょっとおしゃべりに来たり、近所の方がコーヒーを飲みにやって来たり、学校帰りの小学生たちも出入りする。「この所帯臭さがいいよねってよく言われます。」と加藤さんは笑って話す。

ギャラリーといえば白い壁に四角い建物を連想させるが、ここは、黒光りする梁、使い込んだ木のカウンター、陳列棚などを建築当時のまま活用している。明治中期~後期に建てられたとみられるこの町家は、およそ築100年。当時は、高級履物などを扱う商店だった。近年は、家具や雑貨を扱うお店として使われていたがアート好きの大家さんと縁が繋がった。

ギャラリーをはじめたきっかけは・・・?

加藤さんは、長崎県出身で、京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)で染織を学び、西陣織の職人として働きながらの創作活動を続けて、8年前に大津市に移住してきた。「もともと作家活動をしていたので、展覧会をすることは普通のことだったんです。」そして何か動いてないと落ち着かないのだという加藤さん。「妊娠中、脳も体もヒマだったんです。それまでしていた羊毛フェルト作家の活動も体への負担を考えてひかえていたので。」だから作品作りはできないが、作品発表の場を作り、滋賀の人たちに、地元に素敵な作家がたくさんいることに知ってもらえたらと思い立ったそうだ。 シニア世代がイベントや文化活動をする「しなやかシニアの会」さんと共に、ハンドメイド作家さんと「手仕事展」といういわゆるアートフリマを開催した。「これが楽しかったんですよ」と目を輝かせる加藤さん。二回目を計画することに。しかし、場所を借りてやるより自分でスペースを持ってやる方が同じ労力をかけるならこっちのほうが儲かるかも?と考えたそうです。

ギャラリーと言えば、ひっそりとした場所にあるイメージですが、なぜ商店街に?
・・・人とのご縁ですね。

「たまたましなやかシニアの会員の方にギャラリーをしたいと思っていることを話したら、町家じょうほうかんに登録されているこの物件を教えてもらったんです。ギャラリーは搬入、搬出作業があるのでもともとアーケードのある商店街は考えていなかったんですが、とりあえず一度見に来たら、この建物の空間に魅了されました。おもしろい空間ですよね」ホワイトキューブでしてもおもしろくないと考えていた加藤さんにとってここは、いい意味で期待を裏切ってくれたようです。

町家でギャラリーをするって大変・・・?

年一回ペースでクロス(壁紙)を張り替えており、クロスは消耗品だという。展示する度に押しピンや釘の跡が目立ってくるそうだ。ワイヤーでつり下げることもできるが、作家は使いたがらない。平面だけでなく、立体や映像もするので、梁から吊ったり、コードを柱や梁にはわせる。 作家が自由に演出できるのは、所有者に理解があるおかげ。釘跡がギャルリーオーの歴史。

釘跡がギャルリーオーの歴史

最近はこのギャルリーオーを含めた、京都や他府県からのギャラリーめぐりのルートが出来上がってきているが、今後は世界にも目を向けていきたいという。マーケットを広げて今年は経営面でも飛躍したいと語る。

店舗情報
ギャルリーオー
※2015年11月23日閉廊となりました。

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