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2015年11月11日

【カテゴリー】
ボランティアライター情報

大津まちあるきシリーズ『百町探検・学芸員セレクション ~古地図を持って路地さがし~』 by.yume

11月に入って最初の土曜日。

またまた、大津まち歩きシリーズに参加させて頂きました。

今回は、ユーモアたっぷり、心づかいいっぱい 大津歴史博物館学芸員 木津さんがガイドです。

 

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まちあるきは、自宅から小一時間かかる場所。

 

今回も休みを取っての参加でしたが、実は 今日歩く範囲は結婚するまで暮らしていた場所であり、「勝手知ったる。。。。」のはずなのですが、なかなかどうして知らない事の方が多い。

 

両親の愛に包まれ守られていた頃を過ごした場所は実に居心地いい。さらにその地の過去を知ると言う事は、もっと楽しい事で、過去にも このような まちあるきに、積極的に参加。 それでも毎回新たな発見があります。

 

江戸時代の地図を片手にまちあるき。

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集合場所から程近い最初の訪問地は「犬塚のケヤキ」

 

真宗発展の基礎を築いた蓮如に何者かが毒をもりました。その折 愛犬がそれを察知し食し、身代わりに亡くなりました。蓮如は供養のため葬りその地にケヤキが植えました。

 

「訪問日2015.11.7のケヤキ」

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「明治時代の犬塚のケヤキ (大津歴史博物館蔵)

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その先の細い道路を歩いて、何段も続く石段を息切らせながら歩けば そこは「高観音」

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読んで名前のごとく、高台にある観音寺(近松寺)で、ここからは、今も昔も大津の町を一望できます。

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「高観音からの遠望 訪問日2015.11.7」

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「高観音からの遠望 昭和40年頃 大津市歴史博物館蔵」

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そう広くはない道路沿にありますが、昔はドライブウェイのような場所だったそうで、私自身 歴史博物館企画の、「広重の旅 浮世絵・近江・街道」で高観音の絵を見ました。

 

あらためて、この地に立つと、その眺望の良さを感じます。

 

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再び石段を降り、大津日赤の北側は広い道路。

ん。。 つい最近までは、狭い道路でした。

 

多分、何年かぶりに訪れた人なら、全く別の場所に来たような錯覚に陥るでしょう。

少し左手(西)に目をやれば、古い町家が見えますが、あのあたりは花町だった場所だというお話。

 

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さらに日赤周辺 にも花町が広がっていたのだというお話。

父からは、大津百町の昔話をいろいろ聞かされてきたけれど、そんな話は一度も聞いてない。。

さすがに子供にする話ではなかったのでしょう。

 

綺麗に広くなった道から細い路地を入るとの細い道路に出ます。

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こここそが 北国海道(西近江路) 私の通った幼稚園もこの通りにあるお寺だったし、銭湯もあり、大津で始めてのスーパーもこの通りに出来たのでした。

 

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さてさて、ここからさらに北へと路地を入ります。

 

人一人やっとやっと通れる細い道。

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少し広い場所。 え? でもここはお寺の境内。

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躊躇しながら通り過ぎれば、賑やかな?商店街へと抜け出ます。

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2013年10月撮影の画像ですが、京阪電車三井寺駅からまっすぐ、商店街へ入る道路の突き当りが、このお寺の門になります。

 

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なんとも庶民的な場所でしょう。

 

友達が、ランドセル背負ったままここを入っていくのが不思議だったけれど、ここを通り抜けて自宅に帰っていたのだなぁと。。少し前に納得しました。

 

さて。。「この溝はなんでしょう」と木津さん。

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実は、大津の町には多くの水路や川がありました。 江戸時代の地図の青い部分は全て水関係。

そして、この下には 現在も「百々川(どどがわ)」が暗渠として流れているのです。

 

百々川の存在は最近知ったけれど目で確認できる場所があるというのは、今回の収穫♪

「ほら、道路を挟んで向かい側の車庫は川の上なんですよ」と言われ納得。

 

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江戸時代の名残を、こうして平成の今に感じられるのは、なんとも楽しい。

 

「商店街の先に見えているのは北国海道ですが、江戸時代の地図では行止りになってますね。こちらが当時の道ですよ」

へー なーるほど。。 此処は ○○君の家があったところやん。。と表札を見ればまだ苗字は変わらず、どなたが住んでおられるのか気になったりして。。

 

ここから 長等神社の鳥居が見えるって。こんなところから見たのは始めで、これまた美しい。。

 

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入り組んだ路地の中に現れるちょっと広い場所。だけど、なんか変わったにおいがするのは、ここもまた花町であったからでしょう。

まだまだ、現役かと思われるような それなりの建物が並んでいます。

 

そして、水路も入組んでいます。

ここもまた、大津の町の下を流れる百々川がひょっこり顔を出している場所です。

 

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この秘密めいた一角の、建物の脇からもなにやら路地が伸びているようですが、入っていくのにはちよっと勇気がいるので、大きな道路を通り、脇から出てくる場所へと。。

 

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このあたりの、昭和35年の写真 (大津歴史博物館蔵 谷本勇撮影)

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おっと。。ここらあたりは、撮影された2.3年後から記憶があるけれど。。?

こんな高層木造住宅はあったかなあ?

二階部分は今とあまり変わっていないような感じがします。

 

 

さあて、ちょっと疲れてきたでしょ。

休憩タイムは大正元年創業の 丸二果実店さん。

 

生姜入HOTアップルジュースは、体がほっこりと温まります。

フルーツサンド、やわらか~な食パンに新鮮フルーツがサンドされていて、優しく小腹を満たしてくれました。

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菱屋町商店街を抜け、京阪電車京津線の線路を渡り、丸屋町商店街。

少し先で、北側(左)に折れる。

 

私個人的感嘆。「うわっ とうとうアーケードがなくなった」。。 ここは、メインのアーケードから少しだけ飛び出たアーケード。

大津マートという不思議なつくりの市場とつながっていて好きだった場所で何度なくブログ記事にしています。

 

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中堀通と呼ばれる此処は、今でこそ静かな通りですが、水運の発達していた江戸、明治期にはメイン通りであったからこそ、古い看板も残っています。

 

さらに、江戸期の地図の「ふくろ町」を地図の右に進めぱお堀に架かる道路(橋)がありますが、その道路がまさしく此処だろうとの事です。

 

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その下の二つの橋に挟まれた道路青い部分=お堀 の場所に現在は京都信用金庫が建っています。

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この近辺が江戸時代の様相を一番イメージしやすい場所ではないかと。。何回かガイドツアーに参加させてもらって思っています。

 

 

 

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 最後は、「大津まちあるきシリーズ」の主催「まちづくり大津」の事務所のある、昭和9年建築の大津市旧大津公会堂にて、アンケート記載をして解散となりました。

 

大津百町の過去を知る事が大好きで、過去に何度も記事を書いています。

もしご興味のある方がおられましたら、リンク先をご覧くださいませ。

 

 

→ 湖岸ライン① 尾花川~観音寺 http://michiyo0520.blog20.fc2.com/blog-entry-2673.html

順番に追っていただくと、昔琵琶湖がどのあたりにあったかが、わかります。

歴史博物館で企画された「湖岸ライン歩き」の地図を頼りに友達と一緒に歩いた時のものです。(私は抽選に外れました。。)

 

北国海道も歩いてみた時の記事もあります

→ 北国海道 札の辻~一つ目の角 http://michiyo0520.blog20.fc2.com/blog-entry-2605.html

こちらも日を追ってみていただくと、今回歩いた場所が出てきます。

 

中堀町にまだアーケードがあった2013年の記事はこちら

→ 大津マート解体中 http://michiyo0520.blog20.fc2.com/blog-entry-2668.html

 

 

その他、大津に百町に関するワードを検索して頂くと、何か出てくるかもしれません。

私のように、大津百町を好きな人が居て、見てくださったら嬉しいです。

 

最後に。

今回は、プライベート空間とも言える小さな路地に入るため、マイクを使わずのガイドでした。

そのため、私もあえて、現在の地図との対比を、故意に控えさせて頂きました。

 

わかりにくい点が多いかと思いますが、みなさんも、江戸時代の大津の町を想像しながら、江戸時代、明治時代の名残を見つけてくださいませ。。

 

 

稚ブログ → yume_cafe       http://michiyo0520.blog20.fc2.com/

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